当院では、レントゲンよりも更に精度が高く、3Dで立体的に病変の把握ができるCT検査機器を導入しております。
骨に異常がないかの検査から、造影剤を用いた胸腔・腹腔内の疾患の診断・腫瘍の発生状況や転移のチェックなどに利用します。
CT検査時は自動で動く台の上でじっとする必要がありますので、全身麻酔下での検査を行います。

当院では動物の負担を少なくするために、小動物専用X線撮影システムを導入しています。この機器は動物への被ばく量が少ないことや、ポジショニングを行いやすいことを特徴としています。そのため、診断に必要な撮影を素早く高精度で行うことができます。

人間と同様に動物にとっても歯の健康はとても重要です。そのため当院では歯科用のレントゲンも導入しており、歯周病の状態を細かく診断することなどに役立てています。

高周波電流を発生させることで、生体組織を切開・止血・切断できる手術機器です。出血が少ないため、手術時間を短縮でき、迅速な手術が可能となります。

当院が導入している超音波メスは、切開などを行う際に出血量を抑えて、短時間に処置ができるという大きなメリットを持っています。

この機器は乳腺腫瘍の摘出など、さまざまなシーンで使うことが可能で、手術を受ける動物の身体への負担を最小化することに役立っています。

動物の目を見ることに特化した顕微鏡です。水晶体や角膜に異常がないかを判断することに役立ち、まぶた・ブドウ膜・虹彩を診断する際にも使えます。

眼圧計は動物に痛みを与えずに素早く眼圧を測定することで、緑内障の診断に役立っています。

動物専用に開発された眼底カメラです。オートフォーカス機能があるので目の奥をスピーディーに撮影することができるようになっています。これによって動物に与えるストレスをできるだけ少なくして、目の疾患を高精度で診断することが可能です。

整形外科の治療で利用するためのドリルシステムです。非常に性能が高いので、椎間板ヘルニアの治療や骨折の手術を行う際などに役立っています。

腹腔鏡手術・胸腔鏡手術・関節鏡などの内視鏡手術を行ったり、胃・腸・鼻・気管の中を調べたり、異物の摘出に用います。

動物の種類や大きさ、年齢を踏まえたデータを取ることができる動物専用の心電計も導入しています。動物は人間のように検査の必要性や意味を理解してじっとしていることが困難ですから、素早い測定ができる機器はとても重宝しています。

超音波手術器は超音波によって振動を発生させることで、骨の切断や軟骨組織の吸引や乳化にも使用できます。また、血管や神経を温存しながらの手術が可能なので、外科的処置の安全性向上に日々役立っています。

動物専用に開発された超音波式の心電計です。必要があれば心音図検査を行うこともできます。動物の種類・年齢・体重・検査体位も考慮可能です。短い時間で痛みを伴わず心電図を確認することができるように作られています。

動物の虫歯や歯周病を治療する際に使用するユニットです。歯を切削する機器・バキューム・歯石除去のためのスケーラーなどがセットになっているので、動物の口腔内ケアが必要な際に活躍しています。